旦那 帰宅遅いを通り越しほぼ奴隷

はぁ、ダッシュで家へ向かう。今何時だ、夜8時40分。これなら間に合う。先日、旦那 帰宅遅いと門限を破り家へ入れず、閉め出された事件があったほど、異常な妻。

私はそう感じてる。昔はああでは無かったが、最近病んでます、心が病気。とは言え、別れる事は出来ず。何とか守るしかねぇ。

「あと10分以内か…」ダッシュでギリギリだが、会社から遠い。ようやくな距離であるにも関わらず、早く戻れ、旦那 帰宅遅いと。もう…嫌になる。

「た、ただいま!」ドアを叩く。「あら、お戻り?今日は、うん合格ね」家へ入れてくれた。昨日は喫茶店で過ごす、辛い夜。

鍵さえ、合鍵さえあれば苦労せんのだが…厄介。カギは全部管理され、私は携帯を許されません。「なぁ、鍵くれんか?」

「駄目、旦那 帰宅遅いを増長する」俺をペットか奴隷みたく扱う、いつか逆の立場に。「あと明日だけど。8時30分限度ね」絶対無理!どう考えても間に合わん。

「だって明後日、私朝早いから」くっ、旦那 帰宅遅いじゃねーぞこれ、最悪。